平野屋新田会所跡(跡地の一部)

平野屋新田会所は約2400坪あったそうだ。立派な長屋門、本屋、土蔵、などがあって、「新田」開発の様子を伝える歴史的に重要な場所だった。いまは坐摩神社と跡地の礎石が一部残っているくらいだ。船着き場の石段もあったが、いまは調査のうえで埋め戻されている。土蔵の跡地と分かるところは会所敷地の西側にあり、建て売り住宅のなかを通ってたどりつく。農民感謝碑がある木立を目当てに、小川(井路)の方から目星をつけておいたほうがたどりつくのが早いかもしれない。ここがそうだという指示は古堤街道沿いには、気がつかなかっただけかもしれないが、なかったように思う。平野屋新田会所市民サポーター会議が出している「新田の歴史と遺産」(案内マップ)パンフレットはだいたいの所在を知るのに役立つ。

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平野屋新田会所跡(土蔵、船着き場跡)