慈雲尊者生誕の地顕彰碑

玉江橋を北から渡り右手に少しゆくと慈雲尊者の生誕地であり、そこに顕彰碑がある。

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慈雲尊者生誕地の石碑

 この石碑はリーガロイヤルホテルへの道の左手にある。ここが慈雲尊者の生まれた高松藩蔵屋敷があったところなのだろう。道沿いは壁があるので、その壁に穴があけてあり、そこからのぞき込むかたちになっている。この石碑の奥に顕彰碑がある。

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石碑と顕彰碑

 左手の奥の石が顕彰碑。さる彫刻家の作だそうだ。低木が育ってきて碑の上の一部分しか見えなくなっている。

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慈雲尊者顕彰碑案内板

 壁の穴のところに案内板がある。顕彰会事務局が平成二十四年に掲げたものらしいから、それ以前に何度もこの道は通っていたのだが、このようになっているのは気づかなかった。ということはその頃からはこの道を通っていないということなのだろう。この石碑がある敷地の建物も、あったのかどうか記憶にない。リーガロイヤルホテルのほうは以前どおりなのだが。

 慈雲尊者の墨蹟が案内板にあるが、「達筆すぎて」私には読めない。

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敷地の建物

 この建物の敷地のなかに石碑はある。通りかかったとき多くのひとがあつまってガーデンパーティをしていた。となりがリーガロイヤルホテルである。ここにも「蔵屋敷」の石碑がある。

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蔵屋敷跡(リーガロイヤルホテル

 ホテルの入口のところ「蔵屋敷跡」の石碑が建っている。今回来てみて、なるほど「蔵屋敷跡」の石碑があると確認した。見過ごしていたか、あるいはホテルの送迎バスに乗っていたから、わからなかったのだろう。

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玉江町の由来

 かろうじて読めるが、「玉江町」という地名の由来が書いてある。欽明朝のころ、堀江から美しい玉が発見され、その場所を玉江と呼ぶようになったからとある。