万代池のとなりに熊野街道がある。石碑が建てらている。この場所から帝塚山駅のほうに向かう。
たまたまこの車輛は帝塚山のマークがある車輛だった。アニメなどが描いてなくて色づかいがしゃれている。ここから南海高野線の方にゆくと帝塚山学院の校舎がある。
校舎のなかでは何か催しがあるらしく、人の集まりが見えた。入口は、コロナ汚染の影響もあってか、開け放たれていて中が見えた。大きな企業の建物だとガードマンが立っていて中は窺いしれないのに比して、暗くて内部はよくわからないのだがなんとなく親近感がわいた。良く出来た市役所の建築に入ったときにも感じる親近感といえばよいか。
目的地の「帝塚山」にゆく。「古墳」である。「帝塚山」とも呼ばれ、帝塚山の地名のもとになった。高さ8メートルとあるが、地図には19.8メートルとでている。地面の標高が10メートル強程度ということだろう。
見ると古墳の上に人がいる。どこからか入るところがあるのだと思って、ぐるりと古墳のまわりを廻った。周りはびっしりと家が建て込んでいて入るところはない。もとに戻ってきた。
ここから入るのだろうかなどと眺めていたら、近辺のおじさんらしき人が来て、「上にあがっとるやないか。ここは鍵がかかっていて普段は入れない」と大きな声で話しかけてきた。そういわれて見ると鍵はない。などと話していたら、聞こえたのか、古墳の上にいた人が「許可をもらって入ってまんねん」と上からの声。許可を貰って鍵を借りる必要があるようだ。
古墳=山の上から何が見えるのか興味があったが、海の方向に下り坂になっているのでおそらく台地の端のところに位置していて、大昔は海から古墳が見えたのではないか。