ここは阪急南茨木駅。阪急電車、中央環状線、高速近畿自動車道、モノレールが走っている。駅の南から北へは歩道橋を渡る。青色の歩道橋。これがまがりくねっている。渡り終えて、川筋をたどるが水は見えない。おそらくこの方向だろうと中央環状線にそって北へ。するとここに到達する。
右手にモノレールと高速道路がある。
見ていたらたまたまモノレールの車両がやってきた。
立ち入りの看板がある。「奈良水利組合」の名がある。モノレールの東側は「奈良」地区、さらに阪急線の東側は「東奈良」地区。なぜ茨木に”奈良”なんだ? と疑問に思っていたが、あとで春日神社の由来を読んで、「そういうことか」。
二つの池のあいだは春日神社の参道になっている。
ここで由来に書かれているように藤原氏の血筋の妻が、子どもに恵まれなかったので、大和の国の春日大明神に祈り、子どもを授かった。そこで藤原氏の祖先の天児屋根命を勧請し、祀り、地名も「奈良」と呼ぶようになったとある。それで「奈良」か、となっとくした。が、茨木駅の近くにも「春日」という地名があり、ここにも春日神社がある。前にも豊川の春日神社に行ったが、茨木には春日神社が多い。それだけ藤原氏の力が強かったということなのだろう。
変わった形をした手水だろう。水はきていないので手水としては機能していない。