藤原宮の発掘見学会に来たので、発掘現場から少しだけぐるりと回って藤原宮の跡を見学する。広々とした草原がひろがっていて、見通しがよい。写真のまんなかに見える小山は畝傍山、その向こうに金剛山、葛城山が見える。写真は28ミリなので、肉眼で見た方が山の迫力がある。金剛山は標高千メートル以上あるから。
前回の記事に続いて、もう一度大極殿院南門の列柱跡。ここに実際に門が復元されたら、ずいぶん大きな門となるだろう。もちろん今の眺めはなくなるが。
読みづらいのですが、説明板の写真を貼り付けておきます。気になる方は拡大して読んでください。
大極殿の跡地。
南側から見た後方基壇の発掘現場。写真だけみているとそれほど暑そうにも見えないのだが、えらく暑い日だった。見学者も説明者のほうもたいへんな日だったと思う。テントの向こう(北)に道路があり、その北に醍醐池という溜池がある。その溜池の西側に祠(ほこら)があった。
道祖神。
醍醐池の土手の横に水路とあぜ道があって、草が刈ってある。車が走る道路を歩きたくない。おそらく通れるだろう。と、このあぜ道の方向に進むことにした。向こう側に見える山は耳成山。途中から民家の間の道を通り、線路にぶつかる。線路沿いに、左右の方向に道がないので、途中の適当なところで曲がったほうがよい。
国道を歩くよりはずっとましだ。