超硬合金ハンマー

 イエローハットのオイル会員カードの切替案内がきていた。手続きをするとポイントが1500ポイントほどたまっていたので、それに少し現金を払って「超硬合金ハンマー」というのを買った。その半額くらいの安いのもあったが、これが一番軽く、Made in Japanであり、岐阜の関の会社だったからだ。関は刃物生産で有名な町である。これでクルマのガラスが割れるのかな、と思うほど軽い。確認のために実際に割ってみることはできないが、刃物を専門にあつかっている地方の会社なら大丈夫であろう、と信頼してのことだ。水没、事故でクルマから出られなくなったときのために必要かなと考えてのことだが、過去に一度突然の雷雨で住宅地の水かさが上がり、あやうくエンスト直前にまでなったことがある。こんなところで、と誰しも思う場所だったが、局地的な豪雨で、バケツの底が抜けたような雨という表現がぴったりくるものだった。エンジンの下のカバーがはずれているのにあとで気がついた。クルマがとまらなかっただけでもありがたかったというべきか。別のときには、立体交差の下側を走る道のくぼみに大雨で水がたまり、そこへ突っ込んで水没したクルマを見かけたこともあったから、いつなんどき水没となってしまうかわからない。本体60グラムの軽さというから、クルマにひとつ載せておいてもよいだろう。なんだか代理の宣伝みたいだが、実際に水没という事態になって割れるかどうかはわからない。そういう事態となるのをできるだけ避けたい。(121031)