2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧

天赦園案内板(宇和島)

宇和島城搦め手から天赦園を目指す。あれがそうだろうと広い道路を進んでいったが、入口がない。引き返してみたら最初のちょっと奥まったところに入園受付があった。入ったところに天赦園案内板がある。天赦園という名称は伊達政宗の漢詩からとられている。…

児島惟謙銅像

宇和島城の上り立ち門の入口のところに銅像がある。誰の銅像だろうかと思って見ると児島惟謙(こじま・これかた)の像であった。児島は宇和島の藩士の二男として生まれた。四度脱藩。勤王の志士として活躍した。明治4年に司法官、明治24年に大審院長となる。…

宇和島城上り立ち門

宇和島城を搦め手の方向に降りる。天赦園への道だからだ。城山から下りたところに上り立ち門がある。武家の正門とされる薬医門形式で、現存の薬医門としては最大級、かつ慶長期までさかのぼれる古い門のようだ。思いがけずこのような門を見ることができた。

宇和島城古地図

宇和島城の古地図を見ると、城は海のすぐそばに築城されていることがわかる。海のほうに城の周囲の土地が増えている地図もある。 宇和島だけでなく、東京も大阪も神戸も時代は異なれど、元の海の位置から沖合の方へと土地が延びていっている。

宇和島城から海を眺める

宇和島城から海を眺めると、市街地の先に海が見える。島々が防波堤となっていて波は穏やかであろう。宇和島城ができた当初は海に直に接して城が造られていた海城であった。

宇和島城天守

宇和島城天守。現存12天守のうちの一つ。もとは慶長年間に築城の名手藤堂高虎が築いた。創建時は望楼型の三層の天守だったが、寛文年間に伊達家の二代目宗利が総塗籠式、層塔型に作り直したのが現在の形である。三層で小ぶりながらまとまりのよい「お城」で…

宇和島城の石垣

天守台へ上がる手前の宇和島城の石垣。植物が石垣のあいだから伸びていて野生味がある。石垣は、痛みのある石垣から整備事業にとりかかっているようで、少しずつ修復されていくのであろう。古城の雰囲気があるのはこれはこれでいいのですが。

「宇和島城」石碑

城のなかで生い茂っている樹木の緑は、南国の地らしく色が深い。広場にでたところでいよいよこれから城へ登る石段が続いている。全体にふるびた城跡の様子だが、「宇和島城」の石碑は新しい。

宇和島藩家老桑折家長屋門

宇和島駅から西へ歩き、広い交差点で56号道路を南東へ。城山登山口に着く。ここにあるのは宇和島藩家老桑折(こおり)家の武家長屋門である。昭和27年に桑折家から譲渡され、ここに移転された。移されたのは長屋門の全体ではなく、一部は失われた。

宇和島の駅前通り

宇和島は南国だった。宇和島駅の案内所で市内地図をもらい、宇和島城への道を尋ねる。たいへん丁寧、親切に案内してもらった。駅から歩き出すと駅前通りは南の国で見るような椰子の木が並ぶ風景。空の青も気のせいか青味が深いようだ。

路面電車(道後温泉行き、松山市)

道後温泉行き路面電車(松山)。松山から去るときに、電停で路面電車が来たので写真を一枚。一昔前の大きな都市には必ずといっていいほどあった路面電車。大阪、神戸などでは、いつしか消えてしまったが、松山では乗ることができる。タクシーには乗らず、駅…

本丸からの松山城

本丸から松山城を眺める。定番の撮影場所。今に残る12天守のうちのひとつとして、たいへん見所のある城だと思う。以前は歩いて降りたが、今回はリフトで降りる。時間の余裕があれば、降りる道はいくつかあるので、ゆっくりと降りていくのも良いだろう。

松山城搦め手の防衛

松山城の搦め手の防衛を果たす南隅櫓と北隅櫓。石落とし、狭間が連なっており、石垣を下から攻略するのは最初から諦めたほうがよいと思わせる構えである。迫力がある。

松山城天守台の中庭

松山城は天守と小天守三つを連結させ四方に睨みをきかせる形となっている。それで天守台には中に四角い広場(中庭)がある。守りの形としては実用的だろう。

松山城(松山市)

松山城(四国松山)の天守を見上げる。松山城は櫓が多いので、城郭の見え方が楽しめる。ここは一ノ門から天守を見上げる位置で、撮影のポイントに挙げられている場所。

松山城の城門と坂道

もう少しで天守閣へという位置にこの城門と坂道がある。門を入ると直ぐに坂道がある。門扉の先の坂道に、いざというときには、土嚢や土を入れて門を打ち破れないようにする工夫だそうだ。この門の奥にさらに小さい門があって、この小さな門はしたから上がっ…

松山城の石垣

松山城の石垣。熊本城のように、石垣は地震でも崩れる。放っておいても石垣内部の土、石、水の作用で崩れてくる。植物が生えても崩れてくる。エッジの部分をみていると、いろんな力に抗って石垣の存在を誇示しているように見える。

松山城ロープウェイ

ホテルにチェックイン。まだ夕食まで時間があるので、松山城へ。時間節約のためロープウェイで上がる。歩いて登るとけっこう時間がかかる。松山城には独特の石垣があるので、その石垣を見ながら登るのもいいのだが。朝鮮の城にある防御用の石垣の作り方なの…

松山の市街電車に乗る

丸亀から松山へ。JR松山駅に着き、市街電車に乗る。市の経営なら市電だろうが、たしかそうではなかったはずなので市街電車。松山の郊外にも行く電車である。路面電車と言ったほうが良いかもしれない。昔の京都市電と同じような車両である。京都はいまも右京…

瀬戸内の海と島々

丸亀をあとにして松山へと向かう。途中の車窓から見える瀬戸内の海と島々。特急だが比較的空いていて自由席で海側の席に座ることができた。海が見えるのはいい。

秋寅の館(丸亀)

丸亀城から市役所の前を通り、駅の方向に向かう途中に「秋寅の館」がある。継手類販売、トタン板販売、淀川製鋼所などの名称が入った看板がまだ飾ってあるので、もとは建築資材の仲卸業の商店だったのだろうか。いまは丸亀市の地域交流スポットとなっている…