2013-12-01から1ヶ月間の記事一覧

ソロー、ガンディー、キング

非暴力直接行動(nonviolent direct action)の思想と実践は、ソローからガンディーを経てキング牧師へと流れこんでいって非暴力的不服従、あるいは市民的不服従の思想と実践として定着した。インド独立、アメリカ公民権運動での成果がそれを示している。最…

ジュピター・コーヒー(プリコ六甲道店)

プリコ(PLiCO)六甲道の新装オープンのときの混雑はなくなり、以前の人出くらいになってきた。改札口のフロアにジュピターという店がオープンし、コーヒー豆の半額セールをやっていた。200グラム750円の豆を半額の325円で買ってみた。安い。たくさんの人が…

「まがい」ものとしての文化

「文化」ということばにはいくつもの意味があるが、「文化」=「高級」というイメージが広がったのは大正時代である。大正デモクラシーという呼び方があるように、大正時代は明治末期、昭和初期と違って一定の自由が許された時代であった。「文化」住宅、文…

年賀状ははやくも出してしまった

例年、年末ぎりぎりに年賀状を投函するのが常だが、今年は順調に事が進み、なんと元旦の一週間も前に投函してしまった。投函してから気づいたが、例年書いているコメントを書き忘れた。今年の年賀状は比較的長文を書いたから、まあよしとしよう。これで元旦…

北海道物産展 大阪の百貨店の「救世主」

朝日新聞の夕刊に「北海道物産展 集客の『救世主』」という記事が一面にでていた(2012年)。主な百貨店として近鉄阿倍野店、高島屋大阪店(難波)、大丸心斎橋店、阪神梅田本店、阪急梅田本店の年間物産展の表がでていて、それを見ると大阪の百貨店ではほぼ…

元のもの(根源)は何だろう?

すべてのものの元のもの(根源)はいったい何だろう? と問題をたてたときから哲学ははじまったとされる。なかにはこんな疑問を小さいときからもった人もいるかもしれないが、すべてのもの、元のものという考え自体がすでに観念化されているから、そうとう高…

一年後もAppleショップはさらに混雑していた

Mac miniが突然、起動しなくなったので、アップル・ショップに持ち込んで修理を依頼した。ショップは以前よりさらに混雑していて、予約を待つ列もガラスの階段の半ばまであった。ほとんどの人がiPhoneを手にしていたので、ドコモが取り扱うようになって、さ…

Mountain Lionへ移行

Adapterの問題は適合するものを購入して解決したので、旧マックをターゲット・モードにし、FireWireでつなぎ、データの移行を移行アシスタントに従いながら試行錯誤する。意外と短い時間で、なんとか移行できたようだが、Snow LeopardからLionをとばしてのOS…

Adapterが四種類もたまった

旧Macから新Macへデータを移行させようとして、Adaperに問題があることがわかった。モニターにつなぐ10センチ程度のAdapterの片方がHDMI端子になっている。反対側は24ピン。片方のモニターはそれでいけたのだが、もうひとつのモニターは15ピン。15ピンのAdap…

Appleのショップは混雑していた

(一年前の)土曜日。Mac miniを買うためにAppleのショップに行ったら、客と店員であふれていた。iPod touchが発売されたばかりで、そのコーナーはひとだかり。店員もあらたに外国人の店員がかなりいて、以前と様変わりだ。ジーニアス・バーのところは予約受…

年賀状の準備

毎年、年末の休日になると、年賀状を作らなくては、と思い出す。プリンタのインクを調べ、足りないインクの補充と年賀状を買いに行く。今年もハーバーランドのソフマップでインクを買い、帰り路に神戸中央郵便局に寄り、年賀状を買った。去年と同じコースと…

いろんな考え方が提起された時代

1960年代から70年代にかけては倫理学の分野ではいろんな考え方が提起された時代だといえるだろう。1949年のA.レオポルド『砂土地方の暦』(A Sand County Almanac)は先駆けの書物だが、62年R.カーソン『沈黙の春』、68年ハーディン「共有地の…

PLiCO六甲道店新装オープン

PLiCO六甲道店(JR六甲道駅)の中央部分の改装が終わり、20日にオープンした。駅の近くからたいそうな人出で、人並みに押されるようにして2階のエスカレータから1階へと行き、ぐるりとまわり2階へ戻っただけだった。店や商品を見るどころではなかった。新…

愛知県の「愛知」とは?

愛知県の愛知とは、なんとも哲学的な名前だと思っていたが、そうでもないらしい。万葉集の時代の「あゆち」から律令制時代の「愛知郡」になったというが、そりゃそうだろう。愛知県の人=哲学的な県人である、とはいえないからね。哲学のphilosophyはphilo+s…

六甲カトリック教会のクリスマス・ツリー

毎年12月になると、六甲カトリック教会の鐘楼の前にクリスマス・ツリーの電飾がお目見えする。今年も赤とオレンジ色のまるい光が樹木の形に沿って一定の間隔で並んでいる。はじめて見たときには、簡素で、しかも印象的だったが、そのおもむきは今も変わらな…

「文化」という言葉はややこしい

日本語の「文化」とう言葉はややこしい。ひじょうに多義的である。もともと英語のcultureだって、多義的で最もややこしい言葉だとR.Williamsも言っている。欧米系統の「文化」ですらそうなのに、日本語の「文化」の場合は中国思想からも「文化」の考え方が入…

ガス入り、ガス抜き

ドイツと日本の比較。ドイツにいるときは、飲料水を買うのが普通だが、そのときガス入りか、ガスなしかを訊かれることがある。「ガス入り」というのは、炭酸が入っている水のことであり、「ガスなし」というのは炭酸が入っていない水のことである。日本では…

水茎の跡もうるわしく

最近は万年筆を使ったことがない。或る人から郵便物をいただいた。万年筆で立派な文字が記されている。手書きの文字は人格をあらわすというけれど、たしかにそのようだ。自分はひどい悪筆のせいで、コンピュータができて、おおいに助かった。コンピュータが…

ヒロ・コーヒー石屋川店

コーヒー豆が切れたのを思い出し、たまたま通りかかった阪急オアシス石屋川店のとなりに、コーヒー豆を売っている店があったな、と思い出してたち寄った。ここは通りから引っ込んでいて、知っている人しか行かないような場所だ。阪神電車の石屋川車庫の下の…

言動明快

言動が明快に断ち切れることが「哲学」の「哲」の漢字の意味だそうだ。「哲」は「折」と「口」に分解できる。「折」の偏は「艸」をたてにならべたもの、「斤」(おのづくり)はちょうな、まさかりを意味し、草木をばらばらにすることを意味する。茂っていた…

転ばぬ先の二本杖

ひざの調子が悪い。昔の無茶な山歩きからひざを痛めてしまったのが、ずっと尾をひいている。また最近悪化している。少し前から登山には一本杖(ストック)を使っていたのだが、今回二本にしてみた。以前は、杖なんかついて、と思っていたが、一本ストックを…

神戸ルミナリエ来場者微増

ルミナリエに来る人が少しづつ減っているらしいと誰かさんの受け売りで書いたら、11日に神戸ルミナリエ組織委員会の発表があって、中間集計では5日から11日までの6日間で、昨年同期の3.6%上回る164万9千人の人出があったという。すみません。微…

年賀状の枚数

背面給紙のプリンタを買ったのは、年賀状を印刷する用途のためだが、売り場の店員の話では、そもそも年賀状を印刷するという要望が少なくなっているそうだ。若い人は30枚も年賀状を出すというのが多いほうなんだとか。だから30枚程度のはがきを印刷する程度…

プリンタを買い換えた

しばらく使ってきたCanon iP4100が故障した。ヘッドが高温になり、止まってしまう。「修理に出してください」とパソコン画面に指示が出る。もう修理もできないだろうし、修理ができたとしても修理代の方が高くつくにきまっている。量販店のプリンタ売り場に…

白頭山の噴火

新聞記事に、むかし北朝鮮の白頭山が噴火して、その灰が日本にまで飛んできたと出ていた。白頭山の頂上の噴火口あとは湖になっている。韓国では地震がない、ほとんどない、というのが通説で、事実地震が観測されるのもまれなようだが、白頭山の噴火は巨大だ…

応用倫理学というのは範囲が広い

応用倫理学というのは範囲が広い。倫理学のあたまにいろいろな名称がついて冠倫理学などと呼ばれることもある。事例;生命倫理学、医学倫理学、医療倫理学、環境倫理学、科学(者)倫理学、技術(者)倫理学、企業倫理学、経営倫理学、経済倫理学、政治倫理…

ルミナリエ

夕方から雨が降り出した。元町界隈では鉄柵をめぐらして歩行者の誘導の準備をしていた。雨を避けセンター街を歩行者の群れの方向とは逆に三宮駅のほうに向かう。 毎年少しづつルミナリエに出かける人の数が少なくなっているとも言われているが、それでも普段…

空間認識

街頭で世界地図を書いてもらうと、中国やアメリカがどこにあるかわからない地図を書いてしまうオジサン、オバサンが多いらしい。アフリカ、南米、インドの位置があいまいなのはもちろん、中東、中近東、ヨーロッパとなると相当空間認識があやしくなってくる…

日常語と学問用語のズレ

日常使っている言葉(日常語)と学問用語のあいだにはズレがある。 日常的に使う言葉であっても、よく考えるとあいまいで、わからなくなる言葉もある。 明治時代に翻訳語として導入された「国際」(international)という言葉もそのひとつだ。 とくに1990年…

論文、レポートの書き方(参考書)

石原千秋『大学生の論文執筆法』ちくま新書。論文だけでなく、レポートの書き方指南がある。 最近コピペのレポートがやたら多い。そんなレポートには、良い評価は出ない。どういう風にレポートを書けばよいのか、そんなときにはこの本を。 山内志朗『ぎりぎ…