2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

禅那台(長栄寺・河内)

生駒山中にあった雙龍庵の禅那台は、河内の長栄寺に移築されて残っている。長栄寺は慈雲尊者が若いときに住職だった寺である。禅那台がまだ残っていると知り、ぜひとも外観だけでも見たいと長栄寺へ。近鉄線で河内永和という駅で下車。改札を出て北側の細い…

長尾の滝から暗峠へ向かう

長尾の滝からの道 長尾の滝、雙龍庵跡からさらに生駒山上、暗峠への道があるというので、その道をたどる。滝から上は山道になる。適度に道が利用されているようだ。 生駒山方面への道標 この道標で「枚●駅」と「岡」が塗りつぶされている。下から上がったき…

雙龍庵跡(生駒山中、長尾の滝上)

慈雲尊者像 長尾の滝の上に、慈雲尊者が雙龍庵という庵を建て、41歳から54歳にかけて14年間にわたり、ここで隠棲していた。この間に『梵学津梁』一千巻の殆どが出来上がったと言われている。日本における梵語研究の集大成という画期的業績である。 雙龍庵と…

長尾の滝

石像 長尾の滝への道にはところどころに仏像、地蔵菩薩像などが祀られている。これは不動明王だろうか。手前の二つの像もあわせて人間っぽい顔をしている。仏像といわず「石像」と記したのはそのせい。 役行者像 これは役行者の像だろう。一歯の下駄を履いて…

長尾の滝への谷筋の道

長尾の滝の案内、警告板 長尾の滝への道の入口から少し行ったところに案内、警告板がある。谷川は「長尾渓」と記されている(「尾」という文字がほとんど消えているが)。ここを歩いてから後で2万5千分1の地図「生駒山」を入手した。それをみると谷筋は「額…

長尾の滝(生駒)への道の入口をさがす

非常事態宣言が解除されて野外へと出てみたが、マスクをしている人もかなりいる。マスクをしていると暑い。息をするのが苦しいのではずしてしまう。いままでなじみのない生駒の山に行こうとしたのは長尾の滝というのがあって、そこに雙龍庵跡があると知った…