2017-08-01から1ヶ月間の記事一覧

湯殿(椿の本陣、西国街道)

椿の本陣にある湯殿。ふつうの風呂とは違う。参勤交代では殿様が使う湯桶も運んでいたということだ。ここに桶を設置して湯浴みする。いまの旅行とは相当違う。行列が必要となってくるわけだ。

時計の間(椿の本陣、西国街道)

椿の本陣にある時計の間。時計が鎮座している。参勤交代などの場合、時間どおりに行動するというのは大変大事なことで、時間を計るというのは重要なことだったという。これは分銅が下がることで時間をはかる時計で、宿の主人が寝ずの番をつとめたと解説にあ…

椿の本陣玄関先からみた正門(西国街道)

椿の本陣の玄関先から見た正門。いまは本陣に入るところだが、出るときはこんなふうに見える。ビジネスホテルに泊まって、いつも見ている風景とはかなり違うな。旅の途中ではあるが、宿泊して出立するときの雰囲気もたいせつだなと改めて思う。

高山植物の群落(仙丈ヶ岳、長野県)

黄色い花が一面に咲いている。仙丈ヶ岳の中腹。ここからの下山の途中、ぽつぽつと雨の気配がしてきた。足を早めて急いで降りる。1時のバスに間に合った。バス停についたときに雨が降ってきた。 このあと中央高速で帰ったが、高速に乗ってすぐに雨、風が強く…

茶室(椿の本陣、茨木市、西国街道)

椿の本陣にある茶室。案内に四国丸亀藩の京極能登守から拝領した、とある。そういえば京極氏の宿泊看板も土間への入口に掲げてあった。ここで丸亀藩の名前を見るとは思わなかったが、西日本の参勤交代をする大名にとっては街道の本陣は頼りになる宿泊地だっ…

仙丈ヶ岳の高山植物

仙丈ヶ岳登山道の下り、途中に咲いていた高山植物。植物にうといので名前はわからない。 (追記)黄色い花は「マルバタケブキ」。もうひとつの小さい花は「イワオトギリ」か(?)と、同行した方からの情報がありました。

唐臼(椿の本陣、西国街道、茨木市)

土間を出て、右手の作業小屋に入ると唐臼があった。これで精米をした。これは人力だが、むかしむかしに水車小屋で水車の回転に合わせて精米をしているのを見た記憶がある。しばらくして電動モーターの精米器に代わった。お米を食べるにはいろいろと人手がか…

「おるまい とるまい 高山植物」(長野県)

馬の背の分岐点にある「おるまい とるまい 高山植物」の看板。中部森林管理局、南信森林管理署の名前がある。仙丈ヶ岳は高山植物が豊富なので人気がある。

五連のかまど(椿の本陣、西国街道、茨木市)

椿の本陣の土間に入ったところにある五連の竈(かまど)。五つも竈が続いているのは珍しいが、古い資料には七つあったとのこと。多くの人が泊まるのでこれくらいなければ炊事のやりくりができなかっただろう。かまどをフルに使っていたときはひとびとが働い…

ガスの晴れ間の鋸岳(長野県)

仙丈ヶ岳の登山途中から下山。ガスの晴れ間に鋸岳が見えた。見るからに難易度が高そうな山だ。このように時々でも山容が見えている間はよいが、雨が心配になる。

椿の本陣外観(西国街道、茨木市)

椿の本陣の外観。右手に馬のつなぎ環が見える。(拡大しないと見えないかも)この場所に睨み口もある。土間への出入り口はここ。内部は竈をそなえ、おつきの者たちが控える間がある。殿様が泊まるところは正門の奥の方にある。左手のほうに正門が見える。見…

仙丈ヶ岳登山撤退(長野県)

仙丈ヶ岳への登山はここで撤退することにした。雨も降っていないし、ガスもでていないし、残念だが撤退。北沢峠午後1時のバスに間に合うようにするにはここで撤退するしかない。宿でつくってもらったおにぎりを食べて下る。あの峰を越えればもっともっと景色…

睨み口、馬つなぎ環(椿の本陣、西国街道、茨木市)

土間へ入る入口のところにある睨み口と馬つなぎ環。本陣は大名が泊まるので、この睨み口で人相を確認してから中に入れると解説がついている。通常はこの土間への入口、言うなら勝手口のところが出入り口となっていた。正門から入るのはそれなりの客人(本陣…

仙丈ヶ岳六合目から見た甲斐駒

台風が接近してきていたが、今回の登山では甲斐駒が比較的よく見えた。仙丈ヶ岳の六合目から見た甲斐駒。前日は登れなかったが、この山容を見ることができてよかった。

雲龍水(椿の本陣、西国街道、茨木市)

椿の本陣にある雲龍水。古い時代の消防ポンプ。こういうものが残されている。水に関係するだけに龍の名前が使われている。

仙丈ヶ岳登山道から見た北岳

仙丈ヶ岳の登山道から見える三角形の形をした山は北岳だそうだ。先週登った同行の人が言っていたから間違いはない。標高国内第二の山。残念ながら登ったことはない。それでも見ることができてラッキーだった。

椿の本陣正門脇の椿(西国街道、茨木市)

椿の本陣の正門脇の椿。赤の椿だけでなく、白とピンクの混色の椿も見える。門の懸魚には本陣の当主梶家の家紋が入っている。

鋸岳風穴(長野県長谷村)

台風が来る情報があるが、まだ雨は降っていないので、二日目も仙丈ヶ岳をめざして、バスに乗る。バスの中から鋸岳の風穴を撮った。振動、ガラスで鮮明ではないが、風穴の穴が見える(写真を拡大しないとわからない)。鋸岳に登るとこの風穴を通ることになる…

椿の本陣の正門(西国街道、茨木市)

西国街道は茨木市下井町を抜け、国道171号線を渡り、いったん街道の趣きが消えるが、勝尾寺川を渡り、宿川原町(しゅくがはらちょう)にはいると再び街道らしくなる。左手方面の広い道は郡山団地への道。いかにも古い街道らしき道を行く。右手の広い道は国道…

駒津峰からの帰り方面の指示看板

駒津峰から北沢峠に戻るにあたって、この二つの看板を見る。片方は1時間50分。もう一方は2時間、しかも峠越えがある。どうしても時間が短いほうを選んでしまう。ほとんどの人が時間の短い方で戻っていた。ところが同行した連中(甲斐駒頂上まで登った)は仙…

板塀のある家(西国街道、茨木市)

板塀のある家。西国街道だけあって、街道筋にはこのような家が点在する。茨木市下井町のあたり。ここは車の一方通行になっているので、車に気をつけながら歩く。もう少し西に進むと171号線とクロスする。

駒津峰頂上ツアー御一行様(長野県長谷村)

駒津峰の頂上で登山ツアーの御一行様が休んでいるところ。すべてがツアー客だけではないが、この日はいくつかの登山ツアーのひとたちが来ていた。2、3人のガイドがついている。ツアーで来ていてもここで甲斐駒の頂上から仲間が戻ってくるのを待っている人も…

西国街道(茨木市下井町)

土手のところからいったん下り西国街道をさらに進むとこんなところが。茨木市下井町にさしかかるあたりだ。「南無阿満陀?法界」と刻まれた石柱がある。「?」は「佛」かなとも思うが私には写真では読めない。現地で確認しなかった。左手に石ころが二つころ…

駒津峰頂上の表示(長野県長谷村)

ようやく駒津峰にたどりついた。頂上の表示がある。標高は2750mとある。甲斐駒との標高差は250mとちょっと。それでもここは6合目とある。ここから甲斐駒の方向を見てもガスで何も見えなかった。手前のザック、ヘルメットはここで休んでいたひとのものです。

西国街道から見た勝尾寺川(茨木市)

中河原から西にむかって歩くと、すこし登り坂になってくる。勝尾寺川の土手のところに至る。写真は箕面の方面を見た勝尾寺川。川は写真でいうと手前の方に流れている。

駒津峰(長野県、長谷村)

駒津峰の手前(だったと思う)。ここらあたりまでは山容が見えるが、甲斐駒のあたりはほとんど見えない。ほんのたまに一瞬ガスがはれて、あれかな? と見える程度。

中川清秀由緒地(西国街道、茨木市)

西国街道中河原の道標のちかくに、中川清秀由緒地の石柱が立っている。中川清秀は中河原の生まれとされている。また中川清秀は茨木城の城主ともなった。このようなことはまったく知らなかったが、ここに来てはじめて中河原の地の歴史を知る。国道171号線を利…

双児山頂上(長野県長谷村)

双児山の頂上。2648.6m、四合目と看板にはある。この山の標高と甲斐駒の標高を比べると、これでまだ四合目か、という気がする。甲斐駒には、ここから下り、さらに登らねばならない。

中河原道標西(西国街道、茨木市)

西国街道の中川原道標。西の方向。遠くは姫路から神戸、池田、岡、箕面山と、現在の鉄道や国道の感覚での地名とは違うところが面白い。箕面も「山」がついている。西国街道と交差するのは「旧亀岡街道」。東西と南北の街道がここでクロスしていた。

双児山

北沢峠から甲斐駒に登るにはまずこの双児山に登らなければならない。長野県側からバスで登ってくると、この双児山が目につく。雲行きがあやしい。