2017-06-01から1ヶ月間の記事一覧

聴竹居の東面(大山崎町)

「聴竹居」というのは建築家・藤井厚二が実験住宅として建てた自宅である。たしか五軒目だったと思う。ここの土地にマンション開発の計画がもちあがったが、重要な建築物であることから保存運動が起こった。それがみのり、建物の保存、維持、研究がなされて…

聴竹居への道

大山崎の踏切を渡り、左手に坂道を登ってゆくと、写真の場所に至る。突き当たりのところ左手が聴竹居への入口である。この日は公開日だったので人出が多い。最近の聴竹居の認知度の高さを思わせる。

「サル出没注意」看板(大山崎町)

西国街道からは少しはずれるが、大山崎は天王山への登山口があるほか、サントリーの工場、大山崎美術館など見るところがたくさんある。待庵は事前申込がないとだめだが。JR線の山側に多い。踏切を渡って左手すぐのところに「サル出没注意」の看板が目につい…

鳴門大橋

鳴門市の窯場にいったからには、鳴門大橋を見ることに。渦潮が少し出ている。車で大橋を通るときは下に渦潮が見えるときもある。橋の上なので、この角度からは鳴門大橋は見えない。

油屋のマーク?(離宮八幡宮、大山崎町)

油屋のマークだったか? 最初はこんなところに鳥よけが、と思った。

睡蓮(大谷焼、森陶器、鳴門市)

ずらりと並んだ睡蓮鉢のなかで睡蓮の花が開きかけていた。

油のマーク

油祖像の近くにある油のマーク。あるいは油屋のマーク(だったと思う)。最初に見たときは鳥威しかと思ったが、そうではなかった。田畑でよくこのような風船がつり下げられているので、あれかと思ったのだが、荏胡麻油の由来の顕彰の場所だから、それはない…

油祖像(離宮八幡、大山崎町、西国街道)

ここ離宮八幡には「油祖像」という銅像がある。油壺をささげ持っている。いまでは燈火用の油は電気に置き換わってしまった。しかし食用の油はいまもお世話になっている。食品関係者には良い油を使ってくださいと願うばかりだ。

水琴窟(大谷焼、鳴門市)

水琴窟がずらりと並んでいる。これはなかなかの眺めだ。水琴窟をつくるにはここに買いにくればいいということだね。一見の価値あり。

睡蓮鉢(徳島県鳴門市、大谷焼)

徳島県鳴門市の大谷焼は、大物陶器をつくる窯場である。睡蓮鉢などが並んでいて、日常雑器をつくる窯場とはまた違った雰囲気がある。もとは阿波藍をねかせるための甕を焼いていたときもあって、大甕などの大物を焼く技術が発達したのだという。

「本邦製油発祥地」石柱(大山崎離宮八幡宮、西国街道)

離宮八幡宮に「本邦製油発祥地」という石柱が立っている。大山崎で荏胡麻油の製油がなされ、油商人の中心となった。道具、油商人の説明も八幡宮の境内にある。つい思い出すのは、斎藤道三のこと。道三はここ大山崎の油商人から美濃の城主へと成り上がってい…

滋賀県けんぽラッピング車両(彦根駅)

彦根駅にこんな車輌が止まっていたので一枚。滋賀県の国民健康保険の宣伝らしい。「けんぽ」の宣伝とはちょっとめずらしいかもしれない。キャラもたくさんあるが、私には「ひこにゃん」しかわからない。

離宮八幡宮(大山崎町)

離宮八幡宮。河陽離宮跡でもある。大山崎美術館にくるたびに何かがあるなと思いながら通り過ぎていた。今回、西国街道を歩いて離宮八幡宮であったことがわかった。京都の観光地を巡っているとよくあることだ。あまりに遺跡などが多すぎて回りきれない。境内…

井伊直政公銅像(彦根駅前)

JR彦根駅前に銅像がある。だれの銅像だろうと近寄ってみると井伊直政公の銅像だった。説明書きを読むと井伊直政は関ヶ原の戦いで功をあげ、石田三成の佐和山城を拝領した。そこから現在の彦根城へと移す途中で直政は亡くなった。今の彦根の町のもとを築いた…

彦根城屋形船

玄宮園を出て佐和口の方へ戻る。途中の広場では大道芸が披露されていた。お濠には屋形船が観光客を乗せてゆったりと動いている。船頭さんの背中には「井」の文字が。この船は屋形船ではなく青天井の船だが、時期がくれば屋形となるのかな。地図でみるとお濠…

山城国国境標柱(大山崎町)

関大明神社のすぐ隣に、「大山崎町」の大きな看板と「従是東山城國」と記された石柱がある。ここから山城國(京都府)、「大山崎町」。隣は島本町「山崎」。西国街道は離宮八幡宮の境内地に突き当たり、左手の細い道を少し登るとJR大山崎に、右手にまがると…

玄宮園と彦根城天守

彦根城を下ってきて玄宮園まで歩く。こことセットの券を買った。なるほどこれは立派な大名庭園だ。正面に見えるのは「臨池閣」、その上方に彦根城の天守が見える。この池の水はサイフォンの原理によって堀から導入されているという。

関大明神社(西国街道)

関大明神社。関・大明神・社。関西だと関大と呼びそうだが、山城国と摂津国の国境に置かれた関所跡のことを示す「関」ということ。ここはまだ大阪府島本町であるらしく、島本町の、タイルを使った案内板が建てられている。神社の建物は大阪府の重要文化財。…

彦根城西の丸三重櫓から出曲輪の眺め

彦根城の西の丸三重櫓から出曲輪を見る。櫓の下には大堀切がある。堀切にかかる橋を渡り、下り坂を下がってゆくところ。琵琶湖の眺めがよい。

サントリー山崎工場(西国街道)

西国街道に戻って北へあるくと、住宅地の奥にサントリー山崎工場が見える。Distilleryというのは蒸留酒製造工場のこと。ここは京都府か大阪府かというと、島本町の山崎に工場があるので大阪府。少し行くと京都府になる。新幹線で大阪に帰ってくるとき、サン…

桜の時期の彦根城西の丸

彦根城西の丸。桜の時期で、西の丸の三重櫓が桜の波に浮き上がったように見える。うしろには琵琶湖。湖北の山並が霞んで見える。

栁谷観世音菩薩道道標(島本町)

水無瀬の滝から来た道戻り、ガード下から左手に。西国街道に戻ると街道との交差点に「栁谷観世音菩薩道」の大きな石の道標がある。柳谷の異体字が記されている。水無瀬神宮の大きな道標もある。けっこう車が交差点を走り抜けている。

彦根城の木組み

少しばかり天守への入場が早まって待ち時間40分程度で入ることができた。それでも長いけれど。入ってすぐの天井の木組みがこれ。曲がった材木を組み合わせてある。彦根城は心柱がない建築法で、この曲がった木の組み合わせで地震の揺れにも対応できるように…

春日神社(島本町・東大寺荘)

水無瀬の滝への道に春日神社の矢印がある。この際だから行ってみることにした。ゆるゆると坂道を登ってゆくと左手に小さな神社がある。石柱、鳥居、燈籠のほうが立派に見える。由来があって、東大寺の荘園だったことから春日神社を勧請したという。ところが…

彦根城と桜

彦根城と桜。桜が満開の時期だったので人出が多い。桜の下に人が集まっているのは、桜を見ているのではなくて、ひこにゃんを取り囲んでいる人たち。天守に入るのに45分並ばなければならなかったので、ひこにゃんのパフォーマンスは見なかった。桜の季節だが…

天王山トンネル入口

天王山トンネル入口。写真の坂をさがった左手の方向に水無瀬の滝はある。名神高速は直ぐ近くだ。いつも通るところだけれど、ここに滝たあるとは知らなかった。脇見をすると危ない。トンネルが近いのでその余裕もないだろう。天王山トンネルと言っているのは…

彦根城天秤櫓前

彦根城天秤櫓前。ここもテレビドラマなどの時代劇によく登場する場所だ。門から出て、すぐに橋がかかっている。これは敵が攻めてきたときには落とす落下橋である。橋の手前に桜が咲いていて、観光客は桜と櫓と橋と人物を入れて次々と写真をとっていた。

水無瀬の滝全景

名神高速道路の高架下をくぐりぬけるとすぐに水無瀬の滝はある。名神高速のすぐそばにあったのか!高速道路を走る車の音が響いてくる。 滝は20メートルほどの落差がある。左手には竜神信仰の神様が祀ってある。 ここに来て、北摂にはこういう滝がいくつもあ…

彦根城廊下橋

彦根城の天秤櫓の前の廊下橋。これを見たとき、「ここか!」と思った。時代劇でよくここの情景が出てきていたからだ。彦根城の回りはきたことがあったが、城の中に入ったのは初めて。時代劇のロケ地によく使われているのは、この後も記憶のある映像イメージ…

水無瀬の滝、東大寺水無瀬荘跡道標

水無瀬離宮をあとにして、水無瀬の滝へと向かう。JR線の下をくぐりコンビニの前を通った分岐路に、滝と東大寺荘園跡を示す道標がある。地名になぜ東大寺とあるのか不思議に思ったのだが、その昔に東大寺の荘園があったからだというので納得した。跡地を示す…