調子1丁目~神足(旧西国街道、上り道)
旧西国街道の調子1丁目(道路を挟んで西は友岡)の、中野家住宅からすぐ先の道路の様子。道路の両側に民家の樹木が生い育っている。こういうところを見るとなんとなく余裕を感じられて、歩いていても楽しくなる。昔はこの先は鬱蒼とした森だったようだが。
西国街道の道標もある。この道は「旧」街道で間違いない、と安心する。
墓だという伝承はあとで歌舞伎の影響を受けてできたもののようだ。「説明板」にも「伝」とある。昔はここらあたりは森だったという説明が興味深い。「峠」ともあるがゆるやかな坂で、歩けばそれほどでもないが、荷馬にはきつい道だったかもしれない。小畑川にむかって段丘地形の高い方になっている。
もう少し先へと行くと、道標があって、頭にタケノコが乗っかっている。孟宗竹(モウソウチク)だ。タケノコの里なんだな、と思わされる。
さらに上り方向であるくと別れ道にさしかかるが、左手の広い道には行かず、右手の道をすすむと「神足商店街」のアーチ形の看板が見える。この道が旧西国街道である。手前に「神足神社」の石柱がある。
そのまま街道をすすむ。
ここまでくれば横にはアルプラザ。JR長岡京駅もすぐ。ここらあたりは古い木造建築もあって「旧」街道のおもむきが残っている。