2016-11-01から1ヶ月間の記事一覧
馬のハニワの近くに四阿(あずまや)がある。苔むした萱葺きと屋根の向こうに見える山、周りの木々と調和している。
祥福寺の山門の近くに野菜畑が見える。きれいに野菜が整列していて、市民農園によく見られるような畑というより園芸という感じを受けるほどだ。野菜は典座(てんぞ)により供される食事の素材となるのだろう。野菜つくりも修行の一環という見本かな。
草はらの中にハニワの馬があらわれた。なにかうったえかけてくるような表情をしている。
山門をくぐり内へ。禅寺らしく塵ひとつなく掃除が行き届いている。修行中の雲水もいるから毎日掃除がなされているのだろう。すぐ奥のほうが庫裡になるのであろう。「観光」寺院ではないので、寺に修行などの用がなければここまで。しかしたまにこういう場所…
ハニワロードのところどころにある家。ハニワが作られた時代にあった家の形かどうかは疑問だが、「家」なるもののイメージをした家のハニワ。柱をたてて、寄せ棟で、窓があり、出入りの口があり、千木ものっているりっぱな家だ。 ハニワロードは山道もあり、…
祥福寺をさいしょに訪れた(発見した)のは、中央区から兵庫区にかけてぶらぶらと山麓の道を歩いていたときだった。まるで京都の寺のような寺院があらわれたので、おやおやと思った。京都ならばいくらでもある禅寺だが、神戸では、とくに阪神間では、行き当…
ハニワロードをゆくと、ところどころにハニワが置いてある。これは鹿の埴輪。目を少し遠くに向けると農地の風景がひろがっている。ここを歩いている人はひとりもいない。あれだけ八重垣神社には人がいたのに、みんなバスや車で別のところにいったらしい。
六甲山のケーブル駅の近くから油コブシへの道を下る。下のほうで高羽道と合流して老人ホームの上に出る道だ。最後のところが湿地帯になっている。以前はここが切り払われていたのだが、そのうち草木が生い育って、踏み込めないような状態になった。植物の生…
はにわロードをゆるゆると歩きはじめる。道端にコスモスが咲いていて、天気もよく気持ちのいい散歩が楽しめそうだ。あちらこちらに農家が散見され、稲わらが干してあった。この先同じような景色かというと、登り、降り、林間を進み、変化に富んだ道が続く。
六甲山荘は文化庁の有形登録文化財、経済産業省の近代化遺産に登録されており、それを示すプレートが玄関先に掲示してある。近代化遺産というは何をもってか?という気がしないでもないが、山荘=避暑のための家、洋風建築であって、日本「近代」の新しい生…
八重垣神社の前の夫婦椿を見に行ったところ、さらに少し離れたところになにやら看板が見える。すぐバス停に戻るつもりだったので、ちょっとまよったが、まあ見ておこう。「はにわロード」の案内板だった。道は風土記の丘資料館まで続いているらしい。まよっ…
六甲山荘の応接間、居間、食堂は北側を向いている。寝室、子ども寝室は南向き。写真は北側から見た六甲山荘の様子。窓が大きくとられ、開口部が広い。光を取り入れるためだろう。外の北側から見ると窓や扉の枠の白のペイント、屋根の形状、建物全体のバラン…
八重垣神社には夫婦椿というのがあって、神社前の広場にも大きな夫婦椿がある。鏡の池へ行く途中にもある。名称の由来は案内板にまかせて、ともかくもこんな椿です。 画像はポップアップします。
ヴォーリズ六甲山荘には女中さん(お手伝いさん)の部屋があり、ここは畳敷になっている。アイロンをあてるのに便利なように壁にアイロン台がしこんであって、扉を開くとアイロン台を出して、立ってアイロンをあてるようになっている。よく出来ている、これ…
八重垣神社本殿の左側へ回り、裏手の方の道をたどり、しばらく行くと鏡の池がある。ここは八重垣のなかで稲田姫が隠れたところとされ、水面に姿を写した池。占いの紙に貨幣を乗せて15分以内に沈むと願いがかなうというので、紙がうかんでいるし、沈んでいる…
六甲山荘の寝室のところに六甲山荘の建築主であり、住人だった小寺敬一氏の写真と簡単な経歴の案内がある。小寺氏は関西学院を卒業したあと、アメリカに渡り、インディアナ大学、コロンビア大学で学んだ。帰国したのちには母校の関西学院の教授になった。現…
バス停は神社の直ぐ近くにある。八重垣神社の鳥居、門、本殿と続く。この門は大きくはないけれど、形がすばらしいものだ。神社自体も大ぶりではないが、きっと人がたくさん参拝するのであろう。それぞれの建物が密な感じがする。素戔嗚尊と稲田姫が祀ってあ…
入口から六甲山荘までは少し歩く。きれいに掃き清められた土の道が続く。現在山荘を維持している協会の人の手によるのだろうが、土の上を歩くのはじつに良い感触が伝わってくる。林間から山荘の屋根が見えてくる。たいへん好ましい印象をこの時点でうけとる…
地下の金庫の扉の大きさに圧倒され、建物の外に出て、外観を見る。なるほど、これは立派な建物だ。カラコロ工房というのは旧日銀松江支店だった。バスから降りて、そのままガーデンテラスのほうにいったから気がつかなかった。建物は長野宇平治の設計。昭和1…
この案内指示板がでてくればあとは大丈夫。六甲山小学校、神戸ゴルフ倶楽部などのおおまかな位置関係がわかっていると迷うことはない。少し登って、少し降りて、少し登ると山荘の入口に着く。右手にはゴルフ場が見える。山荘は林のなかにあって入口からは見…
カラコロ工房の地下に金庫があるというので地下に降りる。金庫の部屋はギャラリーになっている。金庫の扉はとてつもなく厚い。丸い窓があり、ここを通じて金庫内と外部とのやりとりをしていたという。とにかくとてつもない大金や金塊がこのなかに収められて…
太田酒造の貴賓館を見学してから、以前から行きたいと思っていたヴォーリズ六甲山荘を目指すことにした。ケーブルで上にあがり、そこからは山の地図をみながら山荘地帯を歩くことにした。最初は車道だが、取り付きの分岐点での案内板には「小寺山荘」の名が…
月照寺からバスで街中へと戻り、「工房」という名前に惹かれて降りる。そのまま建物の裏手にあるいくつかのお店をぶらりと見て回り、地下の方にも行けるようなので、地下におりて驚いた。ここはもと銀行だったのだ。
ぬえ塚をあとにして、芦屋公園を通り、谷崎潤一郎記念館まで歩く。いつもは車で通るところ。歩くとけっこう距離がある。記念館の前までいって入らず、緑町交差点(T字路)までもどりそこから中央公園までの道をたどる。車で走っていてもここらあたりは緑が多…
月照寺の廟門にある仁王像の浮彫。仁王像は門の左右に彫像としてあることが多い。あまりこのような浮彫をみたことがない。みごとな造形だと思う。たしか六代宗衍(むねのぶ)公の廟門だったと思う。ここには「大亀」(寿蔵碑)もある。
橋を東側へ渡るとすぐ左の松林のなかに「ぬえ塚」がある。案内板も設置されている。「鵺」だと読めない人がいるかもしれない。頼政が退治し、京都の桂川に流したぬえが芦屋の浜に漂着したという言い伝えは、淀川を通じての京都桂川の津と摂津の津(浜)との…
巡回バスにのって月照寺にゆく。ここは歴代の松平藩主のお墓がある菩提所である。参道に入ればすぐに突き当たるのがこの唐門。門を通して遠くに見えるのは不昧公の墓所。廟門には小林如泥の作と伝えられる葡萄の透かし彫りがある。見事なものだ。
神戸市東灘区から芦屋の方向に向かって歩く。川に近くなり「お屋敷」の数が多くなる。川口には橋がないので少し山側に戻って橋を渡る。山側は阪神高速と市役所が、川には水が見える。海側の川は水が消えている。推量が足りなくて消えたようだ。海には阪神高…
松江の旅行ガイドブックに必ず出てくる武家屋敷とお濠端の道の景観。近くに住んでいたら毎日散歩したくなるような道だ。小泉八雲旧居の隣には、小泉八雲記念館があり、また近くには田部美術館がある。時間がないので記念館のほうだけ行った。
駐車場の方からはとんがり屋根が二重になった特徴的な家が見える。冨永邸とともに深江文化村に残った二邸のうちのひとつ古澤邸である。駐車場から写真をとろうとしていたら、大きな車が入ってきたので退散し、家の入口の方から一枚。古澤邸も登録有形文化財…