2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

旧津守王子社

旧津守王子社 住吉大社の境内に、熊野街道にあった旧津守王子社が移されている。境内の東の方に同じような形の祠が並んでいるうちのひとつ。大社の境内を出てからすぐ東に熊野街道のあとがあり、また津守廃寺跡もあるので、「津守王子社」というのは熊野街道…

「此式自上古」(住吉大社御神田の石碑文)

住吉大社御神田の脇にある石碑 前回の「日記」の最初の写真の左手に、よく見ると稲刈りをしている人が写っている。まだ稲刈りを始めたばかりで、これもよく見ると田のなかに筋がついているのがわかる。その稲刈りをしている人のさらにその先、左手の奥のほう…

稲の実り、刈り取り(住吉大社御神田)

稲が実った 稲が実り、前回よりも田の稲の色が濃くなっている。 別のところから 稲の刈り取りがはじまっていた。 稲を干す 田のすぐ横にある建物の下に干し場がもうけられていて、そこで稲が架けられている。普通は屋外で干すのだが、神様にお供えするコメに…

御神田(住吉大社)

種貸社のところでお米のことに触れたので、大社の御神田のほうに話を移す。種貸社と御神田は、住吉大社を正面にして、そのの左手と右手になる。大社の建物をはさんで反対側になるので、普通ならばわざわざ足をはこんで見にはゆかないだろう。かくいう私も、…

子宝の神さま

種貸社の内部 種貸社のなかの様子。建物は新築間もないようで、とにかくまだ「新しい」感じをうける。「種」という文字が目立つ。一粒万倍をうたっており、子宝、資本、知恵を増やすことを願う神社である。神社の裏手に回ると、子どもを抱いた小さな塑像がび…

一寸法師

一寸法師 種貸社には一寸法師にまつわる像やお椀などが設置してある。もとは住吉大社にまつわるお話が御伽草子の「一寸法師」だから、ここに置いてあるのだろう。この像は小さいがよくまとまっている。手水の役割もある。 一寸法師のお椀 神社の右手にあって…