城山稲荷神社参道

城山稲荷神社参道。「城山」は「じょうざん」と読む。小泉八雲が松江にいたとき、散歩でここによく立ち寄っていたという。八雲の居宅は、神社と城の堀を挟んた向こう側にある。この日は祈願の人がいたので参道の下にまで太鼓を打つ音が響いていた。参道をあがると神社の神殿のなかで、中年の夫婦が宮司3人とともに頭を下げていた。祝詞の声が静かな境内にひときわ大きく響いていた。

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