米川正夫、米川文子生誕の地銘板(高梁)

高瀬舟を見てから駅の方へ向かおうとしていた。駐車場に10人ほどのジャージを着た若者たちがいた。通りかかると一斉に「こんにちわ!」と大きな声で挨拶をよこした。一介の旅行者に対してである。年頃からすると大学生くらいだと思った。あとでしらべると吉備国際大学というのが高梁にあった。ともかくも大都市では考えられないことで、なんともこの地に親近感を抱かせることであった。

駅への途中で、「米川正夫、米川文子生誕の地」という銘板を見つけた。著名なロシア文学者がここで生まれたのか、人間国宝となった米川文子がここで育ったのかと思うとこの地の文化の蓄積の厚さを推測せざるをえない。
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