日本語学習者の減少

 日本語学習者が減少したという。平成23年の文化庁の発表した統計数字ではかなりの減少幅だ。海外全体での日本語学習者は300万人を超す。ごくおおざっぱな数字だが、一番多いのは韓国で90万人、ついで中国80万人、そしてインドネシアと続く。日本国内での日本語学習者は中国人が一番多くて、6万3千人、ついで韓国人1万1千人となっている。文化庁以外の統計で、日本国内での日本語学習者数は、中国人が8万人という数字もある。全体でも日本国内での日本語学習者は10数万人といったところである。海外にいる日本語学習者を日本国内での学習とむすびつける「留学」が重要だと留学生関連の機関で述べていたがそのとおりだと思う。(121108)