住吉公園は住吉区ではなく、住之江区の区域にあるようだ。南海線のところが境界になっている。住之江区ももとは住吉区で、「住吉」はむかし「すみのえ」と読んでいたという。今の住之江区は、埋め立て、埋め立てで沖へとひろがっていったので、行政区域上、この区分になった。
汐掛道の南側の方へと歩いてみると、テニスコートがあり、こんな「有料BBQ」コーナーがあった。BBQをするには適当な場所だが、公園とはいっても無制限にされても困る。有料にして、金額でコントロールするのも一つの手だろう。
池のところにゴイサギがいた。鳥のことはほとんど知らないが、灰色の羽と頭のところが黒いのでゴイサギだと思う。ほとんど動かない。ハシビロコウのようだ。ほんとうに動かないのかと思って、少し近づいてみたら、少し動いた。別の時には住吉公園駅の上空を飛んでいたから、飛ぶこともできる(当たり前か)。カエルや小魚を食べるので池ところにいるのだろう。
ゴイサギは五位鷺。名前は、醍醐天皇の命によって捕らえようとすると素直に従ったので、五位を授けられたという故事に由来するという。
これは心字池の様子。曼珠沙華が咲いているのでこの写真を撮った時期が推定できると思う。
天気がよい。散歩するひとがちらほら。のんびりできる公園だった。
駅の近くに松尾芭蕉の句碑があり、その案内板。芭蕉の句碑はほんとうに沢山あるが、ここは案内板にあるように亡くなる前に訪れたところという。
芭蕉の句碑、最初のところに「升」という字がある。あとは良く読めない。左上に丸い穴がある。遠目で見ると、なんだかうつむいた人の顔に見えなくもない。写真にとって、後で見て、そのように見えるのに気づいた。