城山神社にある狐の置物は、なかなか眼をひく造形をしてしている。たとえば、これ。阿吽のかたちに口を少しひらいたものと閉じたものだから、一対でつくられている。その頭部の造形は怪談の国に相応しいように思われる。八雲が愛でた狐がとぼけた顔つきをし…
洋式の家によくあるように、ここにも一室だけ庭に突き出た小部屋がある。そこに下がっている照明器具。灘貴賓館について紹介されるときに必ずといっていいほど登場する照明器具だ。金平糖のような形をしている。つくったひとは幾何学的思考に優れていたのだ…
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