古書・谷川書店

谷川書店に本当に久しぶりに立ち寄った。4畳半か6畳くらいのスペースの国立の古本屋さん。店主はお客さんと話でもりあがっている。棚に目をやると探していた本が目にとびこんできた。値段は半額、ついでに岩波新書も一緒にして話に割り込むようなかたちで差し出すと新書はおまけでつけてくれた。店主はノートをもちだして、全巻揃いの本を持ち込んできた人の話に。本を介して人と会う。「毎日が楽しいんですよ」と笑顔。ヤガワさんには木造の店舗のころからお世話になった。国立の街もずいぶん変わったが、久しぶりに来て店のほうは棚の本が充実しているので大丈夫だと一安心した。古本屋さんには街の文化水準があらわれる。これからもがんばってほしい。(121028)