宇陀松山へちょっと立ち寄り

 菟田野から宇陀松山へは166号線を西へほぼまっすぐにゆくと着く。T字路になっているところに道の駅「宇陀路大宇陀」がある。

f:id:m-yoshidam:20191203152223j:plain

道の駅「宇陀路大宇陀」

 宇陀市の大宇陀地域に宇陀松山という街があって、重要伝統的建造物群保存地区となっている。「重伝建」地区と略しているがどんなところだろうと興味があった。道の駅には足湯もあって、何人かが足を浸けて温まっていた。夕方に近い時間だったので、あちこち見学するには時間が足りない。それでもちょっとだけでも歩いてみようと「重伝建地区」の通りをちょっとだけ歩く。

f:id:m-yoshidam:20191203153007j:plain

酒蔵(大宇陀)

 橋から見える酒蔵。久保本家酒造(だと思う)。右手のこちらには行かず、左手に曲がる。

f:id:m-yoshidam:20191203153232j:plain

千軒舎(まちづくりセンター)、宇陀松山

 左手に曲がってすぐに千軒舎というのがある。右手の奥の小道から宇陀松山城の城跡に登れる道があるらしい。玄関先の案内板にそう書いてあった。再びきて、時間があるときには城跡へ登るぞ。このような古い商家の造りの家並みが道にそって続いている。

f:id:m-yoshidam:20191203153644j:plain

吉野葛の看板

f:id:m-yoshidam:20191203153754j:plain

森野旧薬園

 吉野葛の看板が下がっているのは「森野舊薬園」という石柱がたっているお店。ここは貴重な薬草園がある。宇陀という地域の象徴的なお店でもある。ここも入らず、この日は見ただけで満足した。

 宇陀市は「飛鳥時代から続く薬草のまち」を謳っているだけあって、薬草採取、薬草栽培の盛んな土地である。この地から、津村順天堂(ツムラ)、ロート製薬、藤沢薬品(アステラス)の創業者も出たという。

 これらの薬品会社の製品にはお世話になっています。