睨み口、馬つなぎ環(椿の本陣、西国街道、茨木市)

土間へ入る入口のところにある睨み口と馬つなぎ環。本陣は大名が泊まるので、この睨み口で人相を確認してから中に入れると解説がついている。通常はこの土間への入口、言うなら勝手口のところが出入り口となっていた。正門から入るのはそれなりの客人(本陣ならば大名)と使い分けていた。すべて玄関というところで済ませている者には縁遠いが、似たような機能は普通の家庭でも備わっている。
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