大東市立歴史民俗資料館の常設展示で、たいへん興味深い図が展示してある。古代(歴史以前)から現代までの河内地方の地理の様子がどのように変化してきたのかを説明する図である。河内の北部はとくに陸地になったり海になったり低湿地帯になったりしたことがよくわかる。その歴史的変移のなかで生駒山麓では人が住み始めてからずっと、その痕跡が残る場所だったこともわかる。
旧石器時代で、まだ大陸と陸つづきだった時代。「深野沼」という名称で、ずっと昔から低湿地帯があったと表記されている。
このパネルの展示は、薄暗くてよく見えなかったのだが、デジタルカメラの目ではそれなりに写っていました。