長尾の滝(生駒)への道の入口をさがす

 非常事態宣言が解除されて野外へと出てみたが、マスクをしている人もかなりいる。マスクをしていると暑い。息をするのが苦しいのではずしてしまう。いままでなじみのない生駒の山に行こうとしたのは長尾の滝というのがあって、そこに雙龍庵跡があると知ったからだ。

 近鉄額田駅で降りる。ところが出だしでつまづいた。

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近鉄額田駅

 額田駅かその周辺に長尾の滝への案内板があると思っていたが、ない。結局、駅の近くの交番で道を尋ねる。駅出口の山側の道を上っていけばよいとわかった。

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額田駅から山側にいったところの川と橋

 しばらく歩くと川と橋にいきつく。この川が長尾の滝までの道筋を案内してくれる。

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重願寺

 さらに登ると重願寺という寺がある。

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重願寺案内板

 ここまで来るのにも傾斜が急なので、暑さもあって汗をかく。案内板の内容を読んでみると、今は浄土宗だが、元は真言宗不動寺という寺で慈雲尊者のゆかりの寺とある。歌碑もあるそうだ。見てくればよかったと後悔。

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重願寺の塔

 門前から塔をのぞいただけで、先を急いだ。

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長尾の滝への道案内

 重願寺のところではじめて道案内があった。慈光寺は滝のさらに上の暗峠に近いところの寺である。交番でさらに小さい橋をわたり、給水塔が見えるのでそこを目ざして登ると教えられた。右手の道へとまっすぐ行くと行き止まりになるので橋を渡りみちなりに歩く。給水塔があらわれた。

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給水塔

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長尾の滝への道の入口

 滝への入口までたどりついた。ここまでだけで汗をかいてしまった。あとは川沿いの道をたどるだけのはずだ。

 昭文社からでている「山と高原地図」のシリーズには生駒山がない。このシリーズの地図は山歩きには便利なのだが、なぜ生駒山がないのだろう? 駅の近くの川筋をあるくという記憶だけで来たので、とまどった。地図は必要です。