これは金山彦神社あたりの道路案内図。金山媛神社は載っていない。雁多尾畑のほうも簡略化されている。この図に違和感を感じるのは、南北が縦ではなく、東西が縦に表記されているから。大和川が上下になっているし、「奈良産業大学」が上にあるので?と感じたのだが、ともかく目の前の道路の傾斜の高いほうへと歩く。
府道183、本堂高井田線。道路は2車線分あってときどき車が通ってゆく。
ところどころにブドウ畑がある。これはビニールシートで蔽われていないが、奥のほうは蔽われている。こちらのブドウ畑のほうが多いように見受けられる。ブドウの産地であり、ぶどう酒の産地である、ということがこれから先を歩いても納得できた。
道ばたに堅上小学校の農園があった。大阪市中の学校とは違って、自然環境は満載。
すぐ近くに学校が見えたので、小学校かと思ったら中学校だった。
学校の門の近くに石碑が見えたので行ってみたら、「大志」と彫った石碑だった。
Boys be ambitious!
道路のわきには、こどもたちの絵、小、中学校生の絵がずらりと並んでいる。
こちらは堅上小学校。
こちらは、かたかみ幼稚園。歩いたときは休日だったせいなのか、子どもの姿、声は一切なく、静かなものだった。この地域に生まれた子どもは、幼稚園から中学校まで、隣あった学校へと次々に通うのだな、とそのこと自体が目新しく感じられた。
この地域の学校は特区の学校で、小中一貫校ということらしい。20人学級、小学校から英語をうちだした看板があった。マークに「ぶどう」が入っている。ここの卒業生たちが将来、ワインを飲みながら外国人と英語で会話や取引をできるようになる夢をえがくことはいいことでしょう。