京都にある「小野」という地名は、山科区にもある。今では「小野」は地下鉄の駅名ともなっている。地下鉄御池から御陵で六地蔵へ向かう線に乗り換える。
「小野」駅で降りて、隋心院までは少し歩く。東の方向をとるので山が見える。西の方向を見ても山(東山)が近い。
5分程度歩けば隋心院総門に着く。門の左手に京都市の案内板がある。基本的なことはこれでわかる。しかし、拝観料500円を払って入ると、パンフレットを渡される。これのほうがもう少し詳しい説明がしてある。本堂、書院、等は見るべき建築物だと思うので初めての人はおすすめします。
総門を入ると、奥に長屋門が見え、さらにその奥に山が見える。山と隋心院の距離感を知りたかったので、この時点でかなり満足した。が、実際に拝観させてもらうといろいろと得るものがあった。
受け付けはこの門を入ってさらに奥へ、庫裡を入ったところにある。
木の陰になっているところが入口。中に入ると空気が変わる。大きな寺院の建物だけのことがある。暑い日にも関わらず、拝観者が何名がいた。