建水分神社の狛犬は大きい。また形も少し変わっている。どのように変わっているのかは狛犬のマニアではないのでよくわかりませんが。
この写真では読みづらいですが、本物も字が小さくけっこう読みづらいものがあります。通称・「すいぶん」神社とされています。神社がある近辺も「水分」という地名がついているのですが、地元の人は「すいぶん」と呼んでいるのでしょう。「みくまり」なんですが。
この説明板の内容が建水分神社の各種の案内、ネットには使われているようです。
急な石段を登ったところに拝殿があります。本殿は見えません。
これは左側にある金峯神社です。
ここからさらに上のほうにある本殿は珍しい形式のものですので、みたいと思ったのですが、鍵がかけられていて上がることができません。この金峯神社のところから本殿を仰ぎのぞくように見たのが次ぎの一枚。
かすかにしか見えませんから、実態はわかりません。
これは右側から見上げたものですが、ほとんど分かりません。軒は繁棰のようですが。説明板には中殿は一間社春日造り、左右の社殿は二間社流造りで、社殿を渡り廊下でつなぐ全国でここだけの形式で、水分造りと言うとあります。祭礼のときには、上の社殿へ特定のひとが上るのでしょう。
拝殿の右手から降りると南木神社の側面へと出ます。
立派なつくりとなっていることがわかります。
思いがけなかったのですが、金剛山への登山口にもなっているようです。ここからは登ったことがありません。けっこう距離があるのではないかと思います。
あと、神社の入口のところにも読みやすい神社についての案内板があります。こちらは簡明に記してあります。車で境内まで上ってしまうと目につかないでしょうから、歩いて入口まで降りて、石柱と案内板を読んでから歩いて境内まで戻るとよいでしょう。
最後に見晴らしは良くないのですが、神社境内からの眺めを載せておきます。
かすかに河内平野の眺めが見えます。現在はこの場所からしか見えません。水が流れていって「野」をうるおすもとのところに神社が立地していることがわかると思います。「みくまり」神社としてはあるべき場所にあります。「すいぶん」が高いという意味ではありません。