金峯神社(吉野)

{いったんこのブログを書いたのだが、写真が二重になっているミスに気づき、編集、「削除」のボタンを押したら、全部消えた。トホホ。気をとりなおしてもう一度。}

 吉野水分神社に行ってから、気になっていた吉野金峯神社へ行ってみようと思ったのだが、天気、用事などでなかなか実行できなかった。電車で歩いて登ることを考えていたが、これも時間がかかる。結局、冬だし、観光客も少ないだろうし、車で行っても積雪、凍結でないかぎりだいじょうぶだろうと、車で行った。観光客はほとんどいなくて、対向車もほとんどなかった。金峯神社の門の前はバスの転回場になっているので「駐車禁止」の大看板がある。すれ違いの邪魔にならないような路肩に停める。

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 金峯神社の門。「修行門」という名称は、大峯奥駈道の修行の門ということで名づけられているそうです。

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金峯神社参道、植樹

 参道には大きな切り株があります。杉の木だったようです。吉野杉の本場でしょうから杉。それに対して、中千本までと違いここまでは桜の木が少ない。それで杉の木を切って桜を植えているのでしょう。まだ桜は生長中。

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金峯神社前、わかれ道

 金峯神社の前、右手の道を進むと西行庵への道。落葉も終わりすっきりした感じの境内でした。

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金峯神社案内板

 金峯神社の由来と黄金伝説について書いてあります。

 「義経隠れ塔」の説明もあり、この時点では意識していたのですが、下に降りてから「アッ、忘れた」となってしまいました。西行庵に行って、くたびれて、つい忘れてしまった。

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金峯神社拝殿

 金峯神社は流造とどこかで読んだ記憶があったので違うな、と思ったのですが、これは拝殿。奥に本殿への石段がみえます。しかし拝殿からは本殿は見えません。

 本殿は西行庵への道からちらりと見えます。

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 金峯神社の本殿です。流造のかたちです。側面は、風雪を防ぐためでしょう、その対策がとられているようです。ちなみに、西行庵への道だけを見ていると見過ごしてしまいます。

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西行庵への道

 西行庵への道は石が敷かれています。これが、傾斜とあいまって、けっこう脚にこたえる。あまり歩かない者の感想です。このように道が「整備」されているのは、桜の時期にはずいぶん人出があるのでしょう。杉の枝葉が落ちています。まわりは杉の木がたくさん植林されています。