金山媛神社からそのまま次ぎへと去ろうとしたが、「指示」標がついた「至福堂」という石柱がある。行ってみることにした。少し登ったところにお堂はあった。
「かりんど」の「福神」とある。どういった福神か、案内は何もないのでわからない。「かりんど」という地名が刻まれていて、外部の者にとっては難読地名の読み方がわかる。
これが至福堂。こぢんまりとしたお堂である。中を覗いてみたが、暗くてなにもわからない。
ついでにもう少し登ってみた。ほんの少しだけ。
道の山側に石で囲われた水路とおぼしきものがある。水は流れていないが、ちょっとものものしい。これは何だろう? 水を流す溝だけならば、もっと簡略につくり、崖のほうへと排水するのが普通なのだが。
上からみた「これはなんだろう?」
もう少し登っていって、どこへ続くのか探ってみたかったが、どこへ行くのかまったくわからないので今回は断念して、元の道に戻ることにした。
金山媛神社はいろいろ疑問がわいてきた興味深い場所だった。