住吉神社(住道)

住道はもとは角堂浜(すみのどうはま)と言った。今は恩智川と寝屋川の合流地点に祀られている。JR住道駅を下車、デッキのところへ出るとそれはそのまま川の対岸に渡る橋になっている。橋の途中に右手に川の合流地点へとゆるやかに降りてゆく小さな橋があり、その橋の最後の階段を降りるとコンクリート壁に挟まれて住吉神社の社がある。ここまで来ないと社は見えない。となりに大東市教育委員会の簡潔で要を得た案内板がある。角堂浜は北河内、大和から、大坂からの舟による物流の拠点となっていて、大いに賑わったという。海運の神様というと住吉様だから、住吉神社を勧請し、ここに祀ったという。住道の社は小さいし、いまではそれこそ角にあるような形になっているが、舟運がなくなれば、こうなってしまうのかという感慨もつのる。

f:id:m-yoshidam:20190630083221j:plain

住吉神社(住道)

f:id:m-yoshidam:20190630083257j:plain

住吉神社(住道)の案内板